静岡の星空を撮る!ドローン夜間飛行の許可とコツ

静岡の豊かな自然に囲まれた夜空は、ドローン撮影にとって最高のロケーションです。

しかし星空を背景にした幻想的な空撮動画や写真をドローンで収めるには、法的ルールや撮影のコツを押さえておく必要があります。
本記事で詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

静岡で夜間飛行を行うための法的ルールと許可申請

日本国内でドローンを夜間に飛行させる場合、航空法に基づき国土交通省への「夜間飛行の許可申請」が必須となります。

静岡県の富士山周辺や沿岸部などの絶景スポットであっても、日没から日の出までの飛行は例外なく以下の事前申請や準備が必要です。

  • DIPS 2.0での申請:オンラインで機体登録と飛行許可申請を済ませておきましょう。
  • 補助者の配置:原則として、周囲の安全を確認するための補助者を置くことが条件となります。
  • 灯火の装備:機体の位置が遠くからでも視認できるよう、強力な衝突防止灯を装着しなければなりません。

これらを怠ると罰則の対象となるため、余裕を持って準備を進めてください。

星空撮影に適した静岡のロケーション選び

静岡県内には光害が少なく、星空が美しく見えるスポットが点在しています。
伊豆半島の南端や、富士山の麓に広がる朝霧高原などは、ドローンによる星空撮影に非常に適したエリアといえるでしょう。

  • 光害マップの活用:都市部の明かりが届かない場所を事前に調べておくことが重要です。
  • 周辺施設の確認:キャンプ場や宿泊施設が近い場合、夜間の騒音トラブルを避けるために事前の連絡や許可取りを行ってください。
  • 地形の把握:夜間は周囲が見えにくいため、日中の明るいうちにロケハンを行い、障害物がないか確認しておくのが成功の秘訣です。静岡ならではの地形を活かしたアングルを探してみてください。

暗所でも鮮明に撮るためのカメラ設定と機材選定

暗い夜空を背景に星を捉えるには、ドローンのカメラ設定をマニュアルに切り替える必要があります。
センサーサイズの大きい機体を使用すると、ノイズの少ないクリアな映像を記録しやすくなるでしょう。

  • シャッタースピード:数秒から十数秒の長秒露光を行いますが、機体がブレないよう風の少ない日を選んでください。
  • ISO感度:高すぎるとノイズが目立つため、1600から3200程度を目安に調整します。
  • F値(絞り):できるだけ開放(数値を小さく)して、光を多く取り込めるように設定しましょう。 RAW形式で保存しておけば、後からの編集で星の輝きをより強調することが可能になります。

夜間飛行における安全確保とリスク管理

夜間のドローン飛行は視界が制限されるため、昼間以上に安全への配慮が求められます。機体のロストや衝突を防ぐために、細心の注意を払って運用しなければなりません。

  • 機体の視認性:LEDライトの点灯を必ず確認し、常に機体の位置を把握できるようにしてください。
  • 高度制限の遵守:設定された高度を超えないよう、送信機のモニターを頻繁にチェックしましょう。
  • バッテリー管理:低温下ではバッテリーの減りが早くなる傾向があるため、余裕を持った帰還を心がけるのが賢明です。また、万が一に備えて、GPS信号の受信状態が良好な場所から離陸させるように徹底してください。

撮影後の編集で星空を美しく仕上げるコツ

撮影した素材をそのまま使うのではなく、現像ソフトや編集アプリで調整を加えることで、よりプロフェッショナルな仕上がりになります。

特に静岡の夜景と星空を組み合わせた映像は、色のコントラストを整えるだけで見違えるほど綺麗になるはずです。

  • ホワイトバランスの調整:青みを少し強めることで、夜空の深い質感を表現できます。
  • ノイズリダクション:暗所で発生しやすいザラつきを抑え、滑らかな質感を目指しましょう。
  • 明瞭度のアップ:星の一つひとつをはっきりさせるために、コントラストやシャープネスを微調整してください。自分のイメージに合わせて色味を追い込む作業は、撮影と同じくらい重要で楽しい工程です。

まとめ

静岡でのドローン星空撮影は、正しい許可申請と安全対策さえ行えば、一生ものの絶景を収めるチャンスとなります。
ルールを守り、事前の準備を徹底して、ぜひあなただけの幻想的な空撮作品を創り上げてください。